日本理科教育学会の概要
現在の組織と活動
会員
正会員は「理科教育を研究又は教授している個人又は団体」と定款に示されている。所定の入会申込の手続きなどにより，会員になることができる。会員の種別は，正会員の他に，学生会員，賛助会員，名誉会員がある。2020年7月1日現在の会員数は，1,879名である。
支部
北海道・東北・関東・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州の９支部があり、各支部単位での研究活動も行われている。
本部の学会活動
会誌「理科の教育」（月刊・東洋館出版社）を編集・発行し，正会員には会費の納入状況に応じて送付している。2020年8月号で創刊より通巻817号となった。その特集題名を列記して比べることにより，理科教育界の動向・問題点・行財政面などの推移を知ることができる。特集記事のほかに，年度によって標題は異なるが、指導法・教材研究・実験観察の工夫・連載講座などの啓発的記事および学会員の大会における研究抄録・学会記事を収録している。
「理科教育学研究」（年３回）は理科教育に関する学問的研究内容に属する原稿を会員より募集し，査読に基づいて掲載可となったものだけを収録してある。一論文ごとに欧文レジュメを付している。収録論文などは，J-STAGE で無料公開されている。
【全国大会】
毎年１回各支部のもちまわりで開催される。例年400件から500件の研究発表が行われている。2012年度で第62回（創立60周年大会），2020年度で第70回となった。
一般社団法人日本理科教育学会 2021-2022年度組織
| 会長 | 久保田善彦（玉川大学） |
|---|---|
| 副会長 | 藤井浩樹（岡山大学） |
| 副会長 | 山下修一（千葉大学） |
| 副会長（大会実行委員長）・理事（関東支部） | 益田裕充（群馬大学） |
| 副会長（大会実行委員長）・理事（北海道支部） | 安藤秀俊（北海道教育大学） |
| 理事（大会実行委員長） | 中城満（高知大学） |
| 監事 | 三崎隆（信州大学） |
| 監事 | 土田理（鹿児島大学） |
| 理事（東北支部） | 山本逸郎（弘前大学） |
| 理事（関東支部） | 鎌田正裕（東京学芸大学） |
| 理事（北陸支部） | 淺原雅浩（福井大学） |
| 理事（東海支部） | 吉川直志（名古屋女子大学） |
| 理事（東海支部） | 荻原彰（三重大学） |
| 理事（近畿支部） | 庭瀬敬右（兵庫教育大学） |
| 理事（中国支部） | 佐伯英人（山口大学） |
| 理事（四国支部） | 隅田学（愛媛大学） |
| 理事（九州支部） | 飯野直子（熊本大学） |
| 理事（「理科教育学研究」編集委員会委員長） | 和田一郎（横浜国立大学） |
| 理事（「理科の教育」編集委員会委員長） | 後藤顕一（東洋大学） |
| 理事（教育課程委員会委員長） | 松浦拓也（広島大学） |
| 理事（国際交流委員会委員長） | 三宅志穂（神戸女学院大学） |
| 理事（広報委員会委員長）・理事（関東支部） | 栗原淳一（群馬大学） |
| 理事（学術連携委員会委員長） | 大貫麻美（白百合女子大学） |
| 理事（ダイバーシティ推進委員会委員長） | 稲田結美（日本体育大学） |
| 理事（次世代企画委員会委員長） | 吉田安規良（琉球大学） |
| 理事（事務局幹事） | 出口明子（宇都宮大学） |
支部長
| 北海道支部・支部長 | 松本浩幸(浦臼町立浦臼中学校) |
|---|---|
| 東北支部・支部長 | 山本逸郎(弘前大学) |
| 関東支部・支部長 | 鎌田正裕(東京学芸大学) |
| 北陸支部・支部長 | 淺原雅浩(福井大学) |
| 東海支部・支部長 | 吉川直志(名古屋女子大学) |
| 近畿支部・支部長 | 庭瀬敬右(兵庫教育大学) |
| 中国支部・支部長 | 佐伯英人(山口大学) |
| 四国支部・支部長 | 寺島幸生(鳴門教育大学) |
| 九州支部・支部長 | 渡邉重義(熊本大学) |
日本理科教育学会フェロー（2021-2022年度）
|
荒尾 真一 |
伊佐 公男 |
稲垣 成哲 |
小野瀬 倫也 |
猿田 祐嗣 |
|
柴 一実 |
鈴木 誠 |
田中 邦明 |
田幡 憲一 |
遠西 昭寿 |
|
名越 利幸 |
松本 伸示 |
松原 静郎 |
吉田 淳 |
|
学会からの要望書
日本理科教育学会では、以下のような理科教育振興に関する要望書を文部科学省等に提出しております。
理科教育関係予算の仕分け作業などに関する要望.pdf 平成21年11月30日
